説得力あります 以前読んだ「環境ホルモン」と同じシリーズ。
「環境ホルモン」が非常に説得力があったので他の本も読んでみることにしました。
最近すっかりイメージが低下した水道水ですが、実はいろいろと役に立っているということですよね。特に驚いたのは塩素で殺菌した水道水がピロリ菌を殺すということでしょうか。そのおかげで世界の胃がん患者は減少しているというのもまた驚きです。
その一方でAF2のような発がん物質を放置した厚生省の責任は重いですよね。そのせいで塩素消毒のおかげでもっと減ってもよかった日本人の胃がんが減らなかったのですから。それどころか「日本人に胃がんが多いのは野菜を食べるため」などという滅茶苦茶な調査をしていたのですから。
それにトリハロメタンの危険性はたいしたことがないということ、それだけではなく、トリハロメタンの幻に怯えたペルー政府が水道の塩素消毒をやめたおかげで腸チフスが大発生したなどという情報もまた収穫でした。
浄水器を購入する前に,こういう本を読みましょう 水.とくに飲み水と人間との関わりについてバランスよくまとまった本. 巷にあふれる表面的な水の本とは違って,これまでの人類と水との関わりをきちんと追いながら綴っていく姿勢に好感が持てる.現在の世界を渦巻く水問題の本質は,食料生産のための水量確保の問題,水系感染症をいかに予防するか,飲み水の砒素・フッ素・硝酸汚染対策,そして貧困と水との関係に絞られる. これらの問題が以下に根深く深刻であるのかを第1章できちんと言及した上で,多くの日本人が関心を払う,塩素消毒→トリハロメタン騒動はナンセンスであるということを以後の章で厳しく説いている. 胃ガン・子宮癌と飲み水との関連については,かなりくわしく,かつわかりやすく解説していて興味深い,また子どもと飲み水の関係については,私自身もこの本で初めて触れる知識であり,非常に勉強になった. 高価な浄水器を購入する前に,この本をきちんと読んでもらいたい. そんな本でした.
水道水は安全! 飲料水にまつわる話はついつい信じすぎてしまう。そして、それにミネラル水ブームが続いている。塩素臭や誤ったトリハロメタン情報に不安に感じ、浄水器、ミネラル水の宣伝、戦略に乗ってしまう……。しかし、それは正しい消費行動なのかと問い直す。これほどまでに塩素殺菌が有効とは思わなかった。どれほどの命が救われるか、そして飲み水に含まれる有害とされる成分の基準は「水以外から九割を摂取するものとして設定されている」というから、水よりも本当は空気、食べ物にこそ注意を払わなければいけないと指摘。水道水の正しい情報と健康、環境の問題を、科学的な視点でやさしく教えてくれる。
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