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サブリミナル・マインド―潜在的人間観のゆくえ
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| 商品カテゴリ: | 人文,思想,学習,考え方
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| セールスランク: | 31822 位
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ヒトがいかに無意識に影響されているかを知る
ヒトの「無意識」について、心理学的・神経科学的見地から迫った本。
我々の意識していることが、いかに「無意識」に影響されているかや、
意識していることの他にたくさんの無意識の脳内処理が存在することなどを、
様々な実験研究を紹介しながら説いていく。
「自分の意識・意志」のもろさを考えさせてくれる斬新な内容。
わかりやすく書かれており、新書系の本に親しんでいる人なら平易に読める。
巻末に多くの文献が載せられており、専門家の要求にも耐えうる。
あまり新書系の本を読まない人には少し難しいか。
難易度はブルーバックス<この本<専門書といったところ。
科学が好きな多くの人に読んで欲しい1冊。
意識とは何か。意識と無意識、認知の顕在的過程と潜在的過程はどのように違い、どこに境界があるのか。
「人は自分で思っているほど、自分の心の動きをわかってはいない。」という心理学の「セントラル・ドグマ」を、研究史上の主要な成果や主張などを紐解き、現代的な人間観を問う視点を提示している。
東大での心理学の講義録を再構成したものとのこと。
「自分のことは自分がすべて知っている」のか?
人間の意識というものがいかにもろいものか示してくれる書。
自分のことは何でも自分が知っている、という観念が打ち砕かれるだろう。
例えば、感情が原因であり、その結果何らかの行動が起こるというのが通常の考え方である。(悲しいから涙を流すとか)
しかし、脳科学的には、感情は、身体の何らかの動作の後から発生するのである。
つまり、行動が原因で感情が結果なのである。
また、人の意志が先にあって後から行為が行われるというのが常識である。
しかし、脳が分離した患者を用いた実験では、行為にあわせて後から脳が理由(意思)を作っていることが判明している。
また、人間の意識に残らないぐらいの映像であっても、人間の判断や行動には大きな影響を与えることがわかっている。
これはサブリミナル効果を考えればわかりやすいだろう。
我々の意識というのは、脳が処理した多量の情報のうち、ごく一部をまわしてもらっているに過ぎない。
これは「自立した個人」という社会制度の前提も揺るがしうるものだ。
脳科学の多様な実験や研究が載っていて、我々の常識を打ち砕いてくれる。
ぜひとも多くの人に読んでいただきたいオススメの本である。
とても興味深い内容
大小問わず、様々な場面で決断を下すのが人生であり、 そこで下した決断とはもちろん自らの確固たる意思に基づくものだと 信じて生活をしている人が世の中の大半を占めるであろう。 斯く言う私も自由意思の存在を半ば疑いながらも、 やはり人間の営みを左右する決断とは 自分の意識が届く範囲の、無意識ではない意思に因るものだと信じていた。 いや、信じようとしていた。だが…。
こんな平凡なレビューを百読んでも無意味であり、 秀でたレビューも参考程度にしかならないだろう。 実際に本書を手に取り、一気に読んでみることを勧める。 読了後は、心地よい疲れと新たな好奇心が待っていることだろう。
ただ途中に挟まれるイラストが古くさいマンガ独特の不快な絵柄で萎える。 それを採用した著者のセンスのなさが見て取れ、少し悲しくなった。 その部分で星を一つ減らした。読者に分かりやすく伝えるために載せる 図やイラストまで気を配って初めて名著である。
心理系自己実現本の基礎理論
「なぜ、それを選びましたか?」「なぜ、そう思いましたか?」
という問いに対する答えの根拠というものが、
答える本人がそう信じているほどには、自覚できていない、
というか、むしろ自覚できないようなきっかけ(細工?)によって
どちらかというと強制的に選択させられている可能性が高いのだ、
ということを嫌というほど教えてくれます。
そして、人間とは、その選択を「後付け」で正当化せずにはいられない
存在であるということも。
無意識の選択を、意識的に意味づけし、それがあたかも自由意志に基づいた
選択であったと思いこむ・・・
最近ベストセラー連発の心理系自己実現本の基礎理論を教えてくれるような、
中身の濃い、面白い本です。
中央公論社
「意識」とは何だろうか―脳の来歴、知覚の錯誤 まなざしの誕生―赤ちゃん学革命 マインド・タイム 脳と意識の時間 視覚の冒険―イリュージョンから認知科学へ サブリミナル効果の科学―無意識の世界では何が起こっているか
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